2018.05.05 小倉~下関~長門
日本一周リレー旅、山陰編三日目です。
足掛け4年かけた九州一周の旅も終わり。小倉から関門海峡を渡り下関から日本海沿いに、角島、土井ヶ浜遺跡、長門市を目指す約100キロの行程です。
- 7:30 出発(JR小倉駅)
- 8:00 関門海峡(門司区)
- 9:00 関門トンネル(門司側)
- 11:00 日本海を望む(下関市)
- 12:00 昼飯(下関市)
- 14:30 角島大橋(下関市)
- 15:00 土井ヶ浜遺跡(下関市)
- 19:00 到着(長門市)
- 本日の記録
7:30 出発(JR小倉駅)
三日目。快晴。小倉から関門海峡を目指します。
小倉は九州一の都会福岡県の第2の都市なので車通りが多いですが、自転車用道路を分けてくれているので少し安心して走れます。
自転車用道路と明確に舗装してくれているのは、これまでの経験では滋賀県の琵琶湖周辺だけです。
8:00 関門海峡(門司区)
JR小倉駅を出発し、30分ほど走るともう本州と関門海峡が見えてきました。
ちなみに下関と門司の間にあるから、関門海峡です。
9:00 関門トンネル(門司側)
歩行者と自転車はエレベーターで地下におります。
トンネル内(海中)の県境。
さらば九州。足掛け4年の旅でした。
11:00 日本海を望む(下関市)
GW期間の海岸沿いはチャリダー遭遇率高いです。みなさん、気持ちよく走ってます。
12:00 昼飯(下関市)
海岸沿いは誘惑が多い。さざえめし、600円
サザエに似たニイナの味噌汁。貝殻の海藻もダシに
14:30 角島大橋(下関市)
某CMで有名になった絶景スポットが山口県にあるので、少し足をのばします。
GWという時期的に大渋滞でしたが、瑪瑙色の海が綺麗に撮れました。
15:00 土井ヶ浜遺跡(下関市)
今日のメイン、土井ヶ浜遺跡。
こちらは角島と違って、一人二人ほどしか観光客はいません。
土井ヶ浜遺跡は弥生時代の集団墓地で、ここで300体を越える弥生人骨がみつかっています。この遺跡は海岸の傍なので砂の中に混じっている貝殻の石灰分のおかげで人骨の保存状態が良くて埋葬の状況も当時のまま再現されているようです。そのうち約80体の発掘状況を再現した「土井ヶ浜ドーム」では弥生時代の埋葬を一見できます。
なぜここに来たかったというと?
埋葬者は顔がみな海を向くように埋葬されていたり、至近距離から矢を15本打ち込まれたままの埋葬者がいたりと、謎の多い場所なのです。
遠く海を越えて辿り着いたこの地で力尽きた人たちが故郷を忍んで海を向いているのか
、渡来先で遭遇した現地人との戦闘で亡くなった英雄なのか、もしくは何かの罰を受けた人なのか、古代ロマンを感じる遺跡です。
土井ヶ浜遺跡から再び角島に戻り、本日のゴール長門まではアップダウンの繰り返しです。
19:00 到着(長門市)
長門市は落ち着いた雰囲気で田園の広がるやや田舎といった印象です。Googlaマップで調べる限りコンビニは1つで、長門駅の北側は飲食店が多い印象です。
飛び入りで居酒屋を探しますが3件目まで満席。4件目でようやく入れました。しかし、個人的に当たりの店でした。なんと山口県なのに、全国的には有名とは個人的に思ってない熊本の銘酒・香露を置いているではないですか。
理由を聞くと、店主さんが良く熊本に旅行に行くそうで、香露を造ってる熊本県酒造研究所も見学したそう。
岩牡蠣天ぷらとウニクリーミーコロッケがおいしかった。
本日の記録
- 走行距離:107.0km
- 所要時間:11時間半
- 総走行距離:2434.4km