2016.5.4 津屋崎~宗像~糸島~博多
日本一周リレー旅、九州編(第3部)七日目最終日です。
世界遺産登録間近の宗像大社で沖ノ島関連遺跡群を巡ります。本来なら今日は門司までいって九州一周を完遂するはずでしたが、予定通りいかず思いもよらない出会いがあるのも旅の醍醐味です。
- 7:30 出発(福津市津屋崎)
- 8:00 宮地嶽神社(福津市)
- 10:30 宗像大社(宗像市)
- 12:30 津屋崎海水浴場(福津市)
- 15:00 伊都国歴史博物館(糸島市)
- 16:30 到着(JR博多駅)
- 本日の記録
7:30 出発(福津市津屋崎)
朝6時ごろ起床。
今日は晴天に恵まれました。
昨夜は暗くて気づきませんでしたが、思った以上に海が近い。部屋から波音がよく聞こえるわけです。
これから、昨日行くはずだった宮地嶽神社へ向かいます。
昨日の嵐のため自転車は伊都国歴史博物館に置いてきてしまったので、近くの観光案内所でレンタルした電動自転車です。
8:00 宮地嶽神社(福津市)
この神社は、日本一太いしめ縄や、宮地浜まで至る800mの直線の参道に夕日が重なる「光の道」などで有名ですが、その創建は1600年前、4~5世紀と古く、古事記よりも前の時代の神社と言われています。
宮地嶽神社の日本一のしめ縄。太さだけで人の背丈ほどあります。落ちてきたら大変です。
しめ縄は、神域と現世を隔てる境界や結界の役割を持つとされていますが、このような巨大なしめ縄で隔てたいものは、何だったのでしょうか。
古代ロマンを感じます。
神社正面の石段から海岸まで約800mに渡る直線道。
門前町を通り宮地浜まで一直線でとても眺めが良いです。2月と10月にはこの参道の延長線上に夕日が沈む「光の道」と呼ばれる光景が見れるそうです。
この神社にはもう一つ大きな特徴があります。
それは、神社の奥にある古墳です。国宝級の宝がたくさん出土したため「地下の正倉院」とも呼ばれているそうです。その副葬品の豪華さから、古墳に埋葬されていた人物は、当時北部九州を納めていた王とも言われています。
「九州王朝」!?
教科書にも載ってない王朝への言及があります。
どういうことでしょうか。古事記よりも前の時代。近畿の大和朝廷とこの王朝とはどういう関係があったのでしょうか。
古代ロマンを感じます。
10:30 宗像大社(宗像市)
世界遺産登録間近の宗像大社で、沖ノ島の出土品を鑑賞。
「海の正倉院」といわれる全島祭事場の島からは8万点の出土品があって、その一部が展示されています。社殿のほうは人が多いけど、出土品が閲覧できる宝物殿の方は少なく、まだ穴場です。
12:30 津屋崎海水浴場(福津市)
宗像大社から再び津屋崎まで戻ってきました。
これから、自転車を回収するため糸島市へ電車で戻ります。
15:00 伊都国歴史博物館(糸島市)
館内に避難させてもらっていた自転車を回収。
16:30 到着(JR博多駅)
今回の旅のゴール、JR博多駅に到着。
ちょうど今日は博多どんたくの日だったので、人が多い。
今回の旅の総走行距離は353kmでした。
本日の記録
- 走行距離:68km + 電車
- 所要時間:9時間
- 総走行距離:2216.8km