銀輪行

~サラリーマン自転車ひとりリレー旅~

【ビワイチ2021 準備編】子供たちと真夏のビワイチ

2021年夏、コロナ禍で思うように遊べない子供(中一)とその友達にせがまれて、これまで絶対に避けてきた真夏の自転車旅(ビワイチ=琵琶湖一周)を行うことになりました。

今回は、熱中症で倒れることなく完走するため、どのような準備したか、また実際どうだったかを書きます。

子供たちと真夏のビワイチ

旅のメンバー

  • 40代の大人 x 1名
  • 中学1年生 x 3名

中学生は全員サッカー部で週4日くらい暑い中練習をしています。一方で私はというと、毎日机仕事で暑さに全く慣れていません。子供たちの方が私よりも体力と暑さ耐性があります。実際、この旅のボトルネックは大人である私の暑さ耐性でした。

行程(7/31~8/1)

琵琶湖大橋を起点とするビワイチ(北湖、約160km)を反時計回りで1泊2日で行うことにしました。

子供たちは初ビワイチなので初日は軽めで、2日目はゴールの自宅まで一気に走るように計画しました。また日中(特に13時~15時)はとても暑くなるので、早朝の涼しいうちに出発して日中の暑い時間は昼休憩などをとれるような行程を考えました。

日程は、夏休み入ってなるべく早くて私の仕事の都合もつけやすい、土日(7/31-8/1)に決めました。ただ土日だとビワイチしている人が多くて道が混んで逆に危ないかなと心配しましたが、実際は程よい感じでした。

  • 1日目:琵琶湖大橋~彦根市~JR長浜駅 約70km
    • 05:00 出発
    • 07:00 近江八幡
      • 軽食休憩
    • 10:30 彦根
      • 彦根散策&昼飯休憩
    • 15:00 長浜
      • 宿泊施設到着
      • 長浜散策
      • 夕飯
    • 22:00 就寝(ちょうどオリンピックのサッカー日本代表戦でした)
  • 2日目:JR長浜駅~高島市~琵琶湖大橋 約90km
    • 04:30 起床
    • 05:30 出発
    • 07:00 軽食
    • 08:00 賤ヶ岳隧道
    • 10:00 海津大崎
      • 水遊び
    • 12:00 近江今津
      • 昼休憩 
    • 15:00 白鬚神社
    • 16:00 近江舞子
    • 18:00 到着

※ 熱中症対策で30分ぐらい走る毎(コンビニなどを目印に)に小休憩

実際は・・・

やはり夏場の昼間は暑すぎました。

両日とも5時ごろの早朝出発は大正解でした。午前4時半出発でもよいと思います。日が出てくると急に暑くなります。

1日目は、暑い時間をさけていましたが、日差しを直接浴びながら走るのは大人にとってはとてもきつく、途中に頭痛、寒気、吐き気がして道端の木陰で30分ほど休憩しました。一方で、子供達は元気でした。

2日目は、前日の反省を生かしてこまめに水分&塩分補給したためか、大分ましでした。また、初日に短い距離で体を慣らせたおかげか、1日目と比べて1.5倍すんなり走れました。

費用

宿代(素泊まり)は事前に一括払して、子供たちは当日の飲食代のみ(5000円くらい)携帯するようにしました。内訳は以下のような感じです。

  • 飯代(1日目 昼晩、2日目 朝昼) 3000円くらい
  • 飲料、軽食 1000円くらい
    • ドリンクは走行中に1時間走ったら1本飲む計算
  • その他(予備) 1000円

実際は・・・

予想以上に出費したのがドリンク代でした。当初は一日3回くらい給水するかなと思っていたのですが、実際は1時間に1本ペースでした。今回は予備費でなんとか賄えました。

持ち物

私のこれまでの旅の経験から、荷物を背負いながらの走行は想像以上に体力を消耗するので、子供たちの荷物はサイクルトレーラーに積み込むことにしました。

また、子供たちの荷物も小さめのリュック程度の量にしてもらいました。今回はビジネスホテルに宿泊するので、タオルや寝間着、歯ブラシは不要です。走行中の服も、ホテルのコインランドリーで洗濯して翌日も着るので、荷物は少量で大丈夫でした。

一方で、普段とは違い長時間自転車に乗るため、できるだけ安全かつ快適に走れる装備も少しは必要です。

まとめると以下のような感じです。

走行中の服装

  • 通気性が良くて速乾性のある服装(サッカーの練習着のような素材)
  • ヘルメット必須
  • 運動靴
  • フェイスタオル(濡らして首に巻いたり)
  • 指が出ているサイクリング用手袋
    • 長時間乗ると手のひらがとても痛くなるので、その予防
    • 一方で、指が出ている方が暑くなく、指を使った動きがしやすい(スマホやドリンク)

リュックの中身

  • お金(飲食代など)
  • 下着
  • 着替え(ホテル到着後に夕飯などで外出する時用。部屋着もかねる)
  • 保険証の写し

その他

  • 自転車用ボトルゲージ
      • 500mlのペットボトルが入れやすいので、手軽に水分補給できます

     

実際は・・・

サイクルトレーラーは大正解でした。元々幼児を保育園に送り迎えするために購入したものでしたが、今回の旅でも大活躍し、最後まで子供達は元気でした。大人も、リュック4人分の重さは全く苦になりませんでした。事前に荷物を軽くしてもらっていたことも良かったです。
トレーラーを引くことで走行速度は落ちるのですが、それが逆に子供達の自転車との速度差を縮めてくれて丁度良かったように思います。

 

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